自前でマイクラのマルチサーバーを立てる際、プラグインの豊富さから絶大な人気を誇る「Spigot」。しかし、これまではサーバー本体(.jarファイル)を手に入れるために、黒い画面(コマンドプロンプト)を開いてGitをインストールし、Javaのコマンドを叩いて……という「BuildTools」の儀式が必要で、初心者には少々ハードルが高いものでした。
そんな中、なんと「BuildTools.exe」が登場! これまで面倒だったビルド作業が劇的に簡単になったということで、さっそく手軽にトライしてみました。
1. これまでの苦行と「BuildTools.exe」の何が凄いの?
これまでは、Spigotサーバーを構築するために以下のステップが必要でした。
- Git for Windows をダウンロードしてインストール
- 適切なバージョンのJava(JDK)を環境変数に通す
- BuildTools.jarをダウンロード
- コマンドプロンプトで
java -jar BuildTools.jar --rev 1.xxを実行して数分待つ
「コマンドを叩く」という時点でアレルギーが出る人も多かったはずです。
しかし、新しく出たBuildTools.exeは、その名の通りWindowsの実行ファイル(.exe)形式。 ややこしいコマンド操作をすっ飛ばして、「exeを実行するだけ」で裏側の面倒な処理を自動化し、簡単にSpigotサーバー本体を生成してくれるという、まさに救世主的なツールです。
2. 実際に「BuildTools.exe」を試してみた手順
今回は難しいことは考えず、どれだけ手軽にいけるかをテーマに検証してみました。
① 準備はこれだけ
適当な場所に、作業用の新しいフォルダー(例: SpigotServer など)を作成します。そこにダウンロードしてきた BuildTools.exe をポイッと入れるだけ。
② いざ、実行!
exeファイルをダブルクリックして実行します。 すると、お馴染みの黒い画面(コンソール)が自動で立ち上がり、ビルドに必要な内部ツールのセットアップや、マインクラフトのソースコードのダウンロード、パッチ当てが全自動でスタートします。
💡 体感ポイント 自分でGitのパスを通したり、長ったらしい Java コマンドを入力したりする必要が一切ないため、ただ画面が進むのを眺めているだけでOK。この手軽さは感動モノです。
③ 完了、そして相棒の生成
数分ほど待つと(PCのスペックや回線速度によります)、処理が正常に終了します。 作業フォルダーを覗くと、無事に最新の spigot-1.xx.x.jar が生成されていました!
3. 実際にトライして分かった注意点
「簡単にできる」とはいえ、いくつか気をつけた方が良いポイントも見えてきました。
- Java環境は事前に必要: ツール自体はexe化されて自動で動きますが、マイクラのサーバーをビルド・起動するための「Java(JDK)」だけは、建てたいマイクラのバージョンに合わせたものをPCにインストールしておく必要があります。
- 初回はそこそこ時間がかかる: コマンド入力の手間はゼロになりますが、裏でやっている「ビルド処理(プログラムの組み立て)」自体の時間は従来通りかかります。「フリーズした?」と思っても、画面が止まるまでじっくり待つのが成功のコツです。
結論:サーバー構築のハードルが爆下がりした「神ツール」
今回「BuildTools.exe」を試してみて感じたのは、「これなら『身内だけのプラグインサーバー』を立てるハードルが劇的に下がるな」ということです。
今回はとりあえず簡単にトライしてみただけですが、1ミリもコマンドを打たずにSpigotのjarファイルが手に入る感覚は、これまでの苦労を知っている人ほど驚くはず。
「プラグインを入れて友達とマイクラがしたいけれど、サーバーを立てるのが難しそう……」と諦めていた方は、この新しくなったBuildTools.exeを使って、ぜひ自前のマイクラサーバーに挑戦してみてください!

