Camera Lens – SONY(ソニー) 超広角ズームレンズ E PZ 10-20mm F4 G(SELP1020G)ソニー Eマウント用 APS-C専用

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ソニーの「E PZ 10-20mm F4 G(SELP1020G)」は、2022年6月に発売された、まさに現代のVlogとスチル撮影のニーズを凝縮した超広角レンズです。実はさり気なく、そんなに古くない。私が愛用するZV-E10とα6700という二台体制のシステムにおいて、このレンズが果たす役割は、単なる広角を超えた**「機動的な表現の要」**となるでしょう。

究極の携帯性と動画性能

このレンズの最大の特徴は、その驚異的な小型・軽量設計にあります。ズーム全域F4通しの超広角レンズでありながら、質量はわずか約178gで、これはキットレンズであるSELP1650やSELP16502と比べても遜色ないほどの軽さです。この軽さと、ズームしても全長が変わらないインナーズーム構造が、ZV-E10やα6700を小型のジンバルに載せて運用する際の負担を劇的に軽減してくれます。そして、その名に冠された**「PZ(パワーズーム)」機構は、私がZV-E10で重視する動画撮影時、手動では不可能な均一で滑らかな微速ズーム**を可能にします。これは、映像にシネマティックな奥行きを与える上で、決定的な武器となります。

F4通しだからこそ「美しい絵」が撮れる理由

「F2.8通し」のシグマの超広角レンズ(10-18mm F2.8 DC DN)をお持ちの方からすると、F4という開放F値は一見控えめに感じるかもしれません。(実はキャノンのRFマウントでこれ持っています)しかし、このF4通しには、新しい設計のGレンズだからこその大きなメリットが隠されています。

古いレンズ設計では、F値を明るくすればするほどレンズが大きく重くなり、収差の補正が難しくなりました。例えば、私が持っている旧世代のSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMは、F3.5の明るさと重厚な描写が魅力でしたが、約520gと重く、携帯性では大きく劣ります。一方、このSELP1020Gは、2022年発売という新しい設計思想に基づき、**「徹底的な小型軽量化」「ズーム全域での安定した高解像度」**を追求しました。

F4という明るさは、超広角域では被写界深度が深くなりやすく、画面全体にピントが合ったシャープな絵、つまり、風景や建築物、広い空間を隅々までクリアに描写するのに最適です。また、F2.8のレンズが暗所で有利なのは事実ですが、**α6700の強力なIBIS(ボディ内手ブレ補正)と、ソニー機の優秀な高感度性能を使えば、F4でも手持ちでの夜景撮影は十分に可能です。F2.8レンズが持つ「暗所性能」の優位性を、このF4 Gレンズは「圧倒的な携帯性と動画の利便性」**で打ち消していると言えるでしょう。

このSELP1020Gは、私のEマウントシステムにおいて、超広角域を**「最も軽快かつプロフェッショナルな操作性」でカバーする、まさに次世代の超広角標準**です。このレンズを装着すれば、ZV-E10は究極のVlogカメラに、α6700は究極の風景・建築スナップシューターへと変貌するのです。

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