ソニーの「E PZ 18-105mm F4 G OSS(SELP18105G)」を購入しました。私が構築したEマウントシステムにおいて、「動画と静止画のクオリティを一段引き上げる、真のハイブリッド万能レンズ」として、非常に重要なピースを埋めてくれる一本です。このレンズの導入により、既に手元にあるα6700のプロレベルの動画性能と、ZV-E10の動画特化の利便性が、最大限に活かされることになりました。
このレンズの最大の特長は、Gレンズらしいシャープでコントラストの高い描写と、広角18mmから中望遠105mmまでという常用画角を、ズーム全域でF4通しの明るさでカバーしている点にあります。既に導入済みのSELP1650やSELP16502といったキットレンズと比べても、その安定した解像感とボケ質は格段に優れており、写真撮影においてもメインレンズとして活躍してくれます。
そして、このレンズの真価が発揮されるのは、その「PZ(パワーズーム)」機構です。本体側面に備えられたズームレバーを操作することで、ZV-E10で味わった滑らかな電動ズームが、さらにプロ仕様のα6700でも楽しめます。特に、全長が変わらないインナーズーム・インナーフォーカス構造は、私が動画撮影で多用するジンバルへの搭載時に、バランスを再調整する手間が一切かからないという、実用上の大きなメリットをもたらしてくれます。
ここで、高倍率ズームのSEL18200と比較してみましょう。SEL18200は望遠端200mmという画角と強力な手ブレ補正が魅力ですが、このSELP18105Gは、望遠端こそ105mmで譲るものの、ズーム全域でF4通しという明るさと、電動ズームによるシネマティックな操作性という、動画撮影においてより決定的な価値を提供してくれます。SEL18200を「超望遠が必要な一本」として、そしてこのSELP18105Gを「動画撮影のプロフェッショナルな相棒」として使い分けることで、Eマウントの動画撮影体制は完全に盤石となります。
確かに、室内での近接撮影が苦手という弱点や、F4通しゆえの限界はありますが、その「動画撮影の使いやすさ」と「Gレンズの描写力」、そしてα6700との連携によるIBIS(ボディ内手ブレ補正)の恩恵を考えれば、このSELP18105Gは、私のEマウントシステムに加えるべき、最も論理的で強力な選択だったと確信しています。

